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有病者歯科~腎疾患~

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 今日は
 Nishiさんからいただいたリクエスト
 「血液透析と歯科治療」を中心とした話題です。

 ちょっと難しい内容ですが、なるべく平易に書こうと思います。

 Nishiさん、
 話題に挙げるのが、遅くなってすみません。
 何回かに分けて書くので気長にお付き合いください。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~

 歯科治療において、
 注意が必要な(=リスクがある)病気を持っている患者さんというのは
 結構います。

 『有病者歯科』という分類になりますが、
 『口腔外科』が受け持っていることが多いです。

 口腔外科は単に歯科の『外科』分野だけでなく、
 実質的には開業医さんが手におえない患者さんの受け入れ先になっています。

 つまり『2次医療機関』、『3次医療機関』です。

 話を元に戻して、
 『有病者歯科』の対象となる疾患を思いつくままに挙げてみると、
 高血圧、糖尿病、喘息、心臓病、肝臓病、腎臓病、感染症(肝炎など)、白血病、血友病…

 その一つが腎臓病です。
 さちも依頼されて、
 透析の患者さんの抜歯(観血的処置)などをしていました。

 血液透析の患者さんで注意しなくてはいけないのは、
 1、血が止まりにくい
 2、抗生剤の量の調整
 3、血圧
 4、合併症(他の病気)
 5、その日の体調

 基本的には透析の先生と相談して決めます。
 あくまで昔、さちが行っていたやり方をお話します。
 現在のスタンダードとは違うかもしれません。

 順に説明します。
 1、透析のときに血が固まらないように薬を使っているのが問題になることがあります。
   効きの短いタイプに切り替えてもらうなどすることがあります。
   適切な処置をすれば、まず血が止まらなくて難儀する事はありませんが、
   一方で対処法を知らないとじわじわ出血に悩まされることにもなります。
 2、抗生剤の投与には気を使います。
   腎機能が残っている場合には腎臓に負担がないようにしなくてはいけないし、
   透析中の人は、透析するまで身体に薬がたまってしまうので、
   量を調整する必要があります。
   最近では術前投与(抜歯の前の日や当日の朝から薬を飲む)ように指導することも多いです。
   これについてはまた機会を見て話題にしようと思います。
 3、血の量が増減するので血圧が高かったり、低かったりすることがあります。
   歯科治療で使う麻酔薬には一般的に血圧が上がる薬が入っているためと、
   緊張のための2つの理由で、血圧が上がりやすくなります。
   シャント(血液透析で針を刺す場所)のある腕で血圧を測らないように十分、注意が必要です。
 4、他の合併症があることも多いです。
   個々のケースで判断が必要です。
 5、透析は体の負担が大きいです。体調が悪いときには無理は禁物です。

 次回は透析患者さんと口腔乾燥症&むし歯や歯周病のリスクなどについて
 書く予定です。
 少しだけ触れると、
 口腔乾燥によりむし歯や歯周病になりやすいと言われています。

 今回のようにご質問があれば、積極的に日記に取り入れたいと思います。
 話題に挙げてほしいことがあれば、教えてくださいね♪

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theme : 医療・病気・治療
genre : 心と身体

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No title

>話題に挙げるのが、遅くなってすみません。
>何回かに分けて書くので気長にお付き合いください。
とんでもないです。ありがとうございます。

>血液透析の患者さんで注意しなくてはいけないのは、
>1、血が止まりにくい
ウチでも抜歯をする際は変更する事があります。
低分子ヘパリンやフサン(メシル酸ナファモスタット)あたりへ変える事が多いです。
前者は作用が弱いですが半減期がかなり長く、後者は作用が弱く半減期も3分と短いです。

>2、抗生剤の量の調整
>3、血圧
この辺りはなかなか難しそうですね。
基本的には高血圧の状態にあるでしょうし・・・抗生剤も気を使わないといけないようですね。
ウチの医師と歯科の先生でやり取りをしている手紙がカルテに貼り付けられてます。
この薬はどうかとか、服用法についてが多いですね。

>4、合併症(他の病気)
仰る通り合併症は様々で、簡潔にまとめるのは難しそうです・・・

>5、その日の体調
この辺りは、透析の条件や自己管理にも関連がありそうですね。
透析条件次第で、透析後だけでなく翌日まで疲れが残る場合もあれば、透析後はスッキリしてむしろ体調が良い方もおられるようです。
お恥ずかしながら、ウチの患者さんでは前者が多いです。
本来は後者を目指すべきなのですが、色々と障害があるのも事実です。

Nishiさん、こんにちは

> >血液透析の患者さんで注意しなくてはいけないのは、
> >1、血が止まりにくい
> ウチでも抜歯をする際は変更する事があります。
> 低分子ヘパリンやフサン(メシル酸ナファモスタット)あたりへ変える事が多いです。
> 前者は作用が弱いですが半減期がかなり長く、後者は作用が弱く半減期も3分と短いです。

 そうですね。変更すればまず止まります。

> >2、抗生剤の量の調整
> >3、血圧
> この辺りはなかなか難しそうですね。
> 基本的には高血圧の状態にあるでしょうし・・・抗生剤も気を使わないといけないようですね。
> ウチの医師と歯科の先生でやり取りをしている手紙がカルテに貼り付けられてます。
> この薬はどうかとか、服用法についてが多いですね。

 歯科の先生が一番気を使うのが、薬の種類や量かもしれません。

> >4、合併症(他の病気)
> 仰る通り合併症は様々で、簡潔にまとめるのは難しそうです・・・

 合併している人が多いですが、
 個人的には糖尿病が一番嫌かもしれません。

> >5、その日の体調
> この辺りは、透析の条件や自己管理にも関連がありそうですね。
> 透析条件次第で、透析後だけでなく翌日まで疲れが残る場合もあれば、透析後はスッキリしてむしろ体調が良い方もおられるようです。
> お恥ずかしながら、ウチの患者さんでは前者が多いです。
> 本来は後者を目指すべきなのですが、色々と障害があるのも事実です。

 透析技術ってすごく高度なのでしょうね。
 生きていけるだけの濾過を器械が行うんですものね、すごいと思います。

 ほんとに透析は自己管理が大変ですよね。
 外泊してつい体重増やしてくる人がいますが、
 給食メニューを見ると、気持ちも分かります。

こんばんわ。

>透析技術ってすごく高度なのでしょうね。
>生きていけるだけの濾過を器械が行うんですものね、すごいと思います。
昔に比べると、操作自体はかなり簡単になってきていますが、原理は複雑でしょうか。
透析療法自体がまだまだ未完成ですし、未知の分野も多く、これから更に発展しなければいけない所ですね。

>ほんとに透析は自己管理が大変ですよね。
>外泊してつい体重増やしてくる人がいますが、
>給食メニューを見ると、気持ちも分かります。
その辺りは、ご自身も透析を受けられている鈴木先生もそうですし、一部の透析医達が仰っている事で、「透析の量が増えれば食事制限も緩くできる」といわれています。
例を挙げますと、日本の平均的な透析条件は週3回4時間といわれていますが、かもめクリニックでは週3回6~7時間透析が行われています。
そこの先生は、カリウムの高いものを除いて家族と同じものを食べるという『限定自由食』を進めておられます。
現実にはそこまでの時間的拘束を嫌う患者さんがいる事や、実生活上難しい事などがあって、そういう施設が限られています。

毎日、睡眠時に透析をするという『終夜(家庭)透析』という方法もあるのですが、日本ではなかなか難しいのが実情です。
もっと広まると良いのですけど・・・

Nishiさん、こんばんは

> >ほんとに透析は自己管理が大変ですよね。
> >外泊してつい体重増やしてくる人がいますが、
> >給食メニューを見ると、気持ちも分かります。
> その辺りは、ご自身も透析を受けられている鈴木先生もそうですし、一部の透析医達が仰っている事で、「透析の量が増えれば食事制限も緩くできる」といわれています。
> 例を挙げますと、日本の平均的な透析条件は週3回4時間といわれていますが、かもめクリニックでは週3回6~7時間透析が行われています。
> そこの先生は、カリウムの高いものを除いて家族と同じものを食べるという『限定自由食』を進めておられます。
> 現実にはそこまでの時間的拘束を嫌う患者さんがいる事や、実生活上難しい事などがあって、そういう施設が限られています。
>
> 毎日、睡眠時に透析をするという『終夜(家庭)透析』という方法もあるのですが、日本ではなかなか難しいのが実情です。
> もっと広まると良いのですけど・・・

 寝てる間に血液透析できればいいのに…と思っていましたが、あるんですね。
 興味深いです。
 家で寝ている間にできれば随分患者さんの負担は違うでしょうね!

 おいしいご飯か、長時間のベットでの拘束か…難しいですね。
 食べすぎで、水をたくさん抜くとしんどいってよく聞くので、
 長時間の透析になると、いっそう透析する側は大変なのでしょうね。
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むら☆さち

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現役歯科医では書けないようなネタや、
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